東京湾黒鯛研究会オフィシャルサイト

東京湾黒鯛研究会の歴史

東京湾黒鯛研究会の発足と活動について

私が黒鯛釣りを始めましたのは、1971年27歳の時でした。 当時のホームグラウンドは横浜市金沢区の野島防波堤で、確か最初の黒鯛を釣りあげたのは夜釣りだったと思います。 1972年には“野島防波堤海津クラブ”が発足となりすぐに入会、  黒鯛もそれなりに釣れるようになった頃でした。当時は釣りの月刊誌の数も多く、 黒鯛釣りの記事の作成依頼を請けたり、船宿さん、餌屋さん、釣具店さんに出入りしているうちに、 海津クラブ以外の黒鯛釣り同好の会と”会員の方々”を知り、夫々の釣り場にも通うようになっていた1991年の初夏のこと、 現在当会の最高顧問をしておられる米山 修氏から連絡があり、関東地区に存在する黒鯛釣り会の連合会を作りたいとの申し出を受け賛成した次第でした。 また当時は中京地区、関西地区、九州地区には黒鯛釣り会の連合体ができており、関東では未だその様な連合釣り会が無かった時であったのです。 当時は関東近辺の黒鯛釣り場は、東京湾の周辺各地区にある防波堤とその防波堤群を釣り場としている黒鯛釣り会、 かつ関東独特の2.4mから3.1Mの短竿を使うのが主流の釣りの連合会が発足した次第です。 それ以降今日に至るまでの31年間には、会員とその協賛いただいた各地区釣り師による 黒鯛の夏冬の居場所を特定する”タッグ アンド リリース”(2007年東京海洋大学、丸山教授の分析発表会にて終了) および  “ヘチ釣り講習会”(2019年より中断) “黒鯛稚魚放流”(2020年栽培漁協の生産停止)を続けてまいりました。 このところ”コロナ禍”や黒鯛の“海苔養殖の食害”ニュース等で活動遠慮の場合が増えているのですが、近場での大物釣りを目指す黒鯛釣りファンは多いようですので、安堵しております次第です。 今後とも当会をよろしくお願いいたします。

東京湾黒鯛研究会:名誉会長 田中正司

■(株)ダイワ・フィールドテスター
■日本釣り団体協議会公認インストラクター